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プロフィール最終章 最愛の彼との別れ、そして再出発

プロフィール最終話 

※2019年8月17日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2023年11月1日に再度公開しました。


ここまでお読みいただけたこと

本当に本当に感謝いたします。


第6章

妊娠を諦めた麻子は

ブレスレットショップをオープンすることに。

花の癌の再発、

そして母と最期の時を過ごします。


さて、これで最終章となります。
今までのストーリは

それでは最終章をお楽しみ下さい。

目次

突然の別れ

母の死から半年が経ち 
そろそろ私も何か行動しないと…… 
と考えはじめた頃、

彼「ちょっといいかな」 

私「なになに?」 

彼「あのさ……、最近…… 
何してるんだろうって 
思うんだよね……」
 
私「何が?」

彼「別々に住もうか」 

私「・・・ん?なにいきなり 別々に?住みたいの?」



「なんかさ、未来が見えないんだよね」

私は目の前が白くなるのを感じました。 
わけがわからなすぎて 体がふるえました。 

彼の言葉が 全くアタマに入ってきません。

あまりのことに 初めて思ったのです。 

死んだら楽かな・・・って

いちばん効いたセリフは

家に居場所がないって思ってた

いつからそんな風に思ってたの? 

なんで早く言ってくれなかったの?

阻止する理由を必死に考え、 
思いとどまるよう訴えました。 

でも、 私の言葉は全く届きませんでした。
こんなに長く一緒にいたのに 
まったく違う言葉を話しているようでした。 

どんなに泣きついても、 
どんなにお願いしても、 

彼の気持ちは変わらないのだと 
はっきりと分かりました。

彼が仕事に出かけた後 
初めて涙が出ました。

 声をだして泣きました。 
そして、泣きながら眠りました。

一緒に住んでいた部屋が 
まるで人の家のように見えました。

まずは職探し!

私は部屋を出ました。 

その時のわたしは、 
自分でもビックリするほどたくましかった。

まず、職を探さねば。 

しばらく考えて ママをやっていた
 銀座の店に遊びに行きました。

元後輩の現役ママが言いました。 
「今、人足りないんだよね……」 

私はさりげなく 
「じゃあ私、週3くらい出ようか?」 
「ホントに? 来週からお願いできる?」

喜びをママに悟られないように、 
「えー、来週から? いいけど……」 と、

あっけなく再雇用してもらい! 
10年ぶりに復活することになりました。

10年ぶりの登場に常連さん達はビックリ! 
わたしがいちばんビックリしたけど(笑) 

まるで古い友人達に会うような 懐かしくて、
嬉しくて、幸せな感覚でした。

しかし、47歳で復活できるとは…… 
実は、この歳でいちからの仕事をするのって 
大変だなー、気が重いなーって思ってて。 

タイミング良く空きがあってよかった。
 ホントに感謝!

これで無事、ひとまず食いぶちは 
確保できたわけです。 

よかった、よかった。

将来のために勉強することを決意

本当はアクセサリーだけで 
食べていけたらいいなと 
思ってたんですよ…… 

でもね、ひとりでやるにも限界があるし
とりあえず勢いで銀座復帰はできたものの

まだまだ、ダメージが残っていて
何もやる気が起きなかったんです。

そんな私を見かねて役者やってた時の後輩で、
ゲーマーで、好きが高じて 
今はホームページ作成なんかをやってる 
友人が飲みに誘ってくれたのです。

麻子

今やってるアクセサリーで食べていけたらいいんだけどね〜


ってボヤいたら、 

「麻子さんの力になりたいです」って。

さらに

「ネットショップやるなら
マーケティングの 基礎を
勉強するといいですよ!」

麻子

えー?勉強?
今の私にできるかなぁ…

と全くやる気のないわたし…… 

「大丈夫!麻子さんならできますよ!
あ、お試しがあるんで 
これ見てみたらどうですか?」

と、URLを送ってもらい
家に帰って、

とりあえず IDの登録だけ済ませとこうと
ちょっとだけ・・・

麻子

やっぱり怪しーーー!!

と思いながら見進めると、


麻子

・・・ん??


「なにこれ?・・・」

麻子

なにこれ!超おもしろーーーい!

気づいたら最後まで見てしまったのです。 

私が知りたいって思っていた 
ビジネスを拡大する方法と 

さらに、
それを完全自動化してしまうという 

わたしにとって、 
これ以上ない内容だったのです。

そして何が驚いたかって
何に対してもやる気を失ってた
わたしがこんなに夢中になったということ。

そのことに衝撃をうけたのです。

1本目の動画を見終わったわたしは
 
「あー、わたしもう大丈夫だー」 

って本気で思ってました。 
まだ何も始めてないのに!

でも、同時にすごく悩んだのです。 
このスクールに入ったとして 
わたしは、はたして勉強するのだろうか? と。

しかもこの歳からはじめて 
勉強についていけるのか? 

かれこれ1カ月間も悩みました。 
こんなに悩んだことないってくらい。

お試しだけで48時間ある動画を見ながら 
本当にやれるのか? 
本当にやりたいのか? 
ってずっと考えてました。 

時間もお金もムダにしたくなかったから。

それでも、お試し試聴が終わる時 
わたしは決意をしたのです。 

「できないかもしれない」 

という不安よりも 

「やってみたい!」
 
という気持ちが勝ったのです。

そんなに悩むってことは 
わたし、本当にやりたいんだなと。 

そう思えたとき 
とても清々しい気分になれたのです。

勉強漬けの日々

その後…… もちろん
「オンラインビジネススクール」に 
正式に入学し、勉強をすることに。

学費はまぁまぁかかったけど 
本物のビジネススクールに入ったと思えば 
全然たいしたことないし。

それよりなにより お試しできて、
自分で納得して あんなに勉強嫌いなわたしが 
「これ勉強したい!!」 って、
本気で思えたんだから 逆に超安いくらい(笑)

それからは 夜は銀座で働きながら 毎日、
毎日勉強したのです。 

この勉強嫌いなわたしが! 
遊ぶこともほとんどせずに 
毎日、毎日勉強したのです。

最初は彼を見返してやる! 
っていう気持ちも多少あったけど 
そのうちそんなこと 
どうでもよくなっちゃってた。 

勉強に癒やしてもらってたのかな
って思うくらい。

何度も言うけど、 
高卒の私が! 

勉強が嫌いで嫌いで 
演劇を志していたような私がよ! 

勉強が楽しいなんて……

もちろん勉強は 
大変っちゃあ、大変だったけど 

勉強を終えた自分を思えば 
そんなことなんでもなかった。

そんなこんなで1年突っ走り 
無事に、全カリキュラムを修了できたのです。 

こんなに勉強が楽しいなんて知らなかった。 

高校時代の自分に教えてやりたい。 
今の自分だから楽しかったのかも 
しれないけどね……

わたしは 未来を変えるために 
そして今の自分のために 
自分を変える決意をしました。

そして、 わたしは幸せな未来に向かって 
走りだしたのです。

最後に

最後までマダム麻子の半生を読んでいただき 
本当にありがとうございました。

この半生記を書くにあたり 
たくさんの人物が登場しております。 

色々な意味で、 
配慮し脚色させていただきましたこと、 
ご了承いただければと思います。

どこまで書くかも、
とても迷いました。 

最後の失恋話などは 
まだ日も浅く、書いた当時は 
キズが癒えていなかったので 
泣きながら書きました(笑)

でも私が変わるきっかけとなった 
重要なエピソードだったので 
思い切って書くことにしました。

これを読んで 
誰でも、いつでも人生やり直せる! 

ということを感じていただけたら 
とっても、とっても嬉しいです。
それ以降の話も 
おいおい書いてこうと思っていますので 
楽しみにしておいて下さいね! 

読み逃しはございませんか?

麻子

ちょっとまったー!!
最終章のその後の記事を
とうとう書きましたので
もう少しお付き合い下さい♪
ではこちらからどうぞ。

最後までおよみいただきありがとうございました。

プロフィール最終話 

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